白湯（さゆ）とは一度沸騰させたお湯を冷ましたものです。この白湯を1日数回飲むことで、カラダがじんわり温まり、内臓の働きが良くなってきます。また体内で滞った水分を順調に流し出す作用があるのでカラダにうれしい効果をもたらしてくれます。

【　白湯の効果　】
＜ダイエット効果＞
内臓が正しく働くことで、消化吸収率がアップ。食べたものを効率よくエネルギーに変える、体脂肪を燃焼するなどの効果が期待できます。
＜便通が良くなる＞
水分の補給とデトックス効果で、老廃物の排泄がスムーズになります。便秘の解消に伴い、ぽっこりお腹や肌荒れともサヨナラできますね。
＜新陳代謝がアップ＞
体内が温まることで、内臓の働きが良くなり、代謝がアップ。肌の調子が良くなったり、むくみやだるさなどが改善されます。

【　白湯ダイエットの方法　】
・朝起きたら、体温よりちょっと高めの40℃～50℃くらいの白湯を用意します。
・穏やかな気持ちで、ゆっくり時間をかけて飲みます。（10分くらいが目安）
・起床直後に1杯（200～300cc）と3度の食事中に各1杯ずつの合計4杯が適量です。

【　白湯ダイエットの注意点　】
・お湯を5分以上沸騰させることで、塩素や不純物が抜けます。沸騰中はカルキ臭さを飛ばすため、蓋はしないようにしてください。
・白湯は飲みすぎると、むくみの原因になったり、胃酸が薄まり、消化の妨げになるので、適量を守りましょう。1日800cc～1000ccが目安です。

【　こんな人におすすめ　】
・冷え性で、手足がいつも冷たい
・むくみやすい
・下半身太りが気になる
・便秘に悩まされている
・胃腸の調子が悪い
・肌荒れ、乾燥している
・ストレスを感じる
・過労、睡眠不足気味

白湯の力でカラダを温め、体内の水の流れを整える白湯ダイエット。ダイエットというより、むしろカラダの正常の働きを取り戻すための健康法と言えそうですね。

第2回では腸を健康にする作用があるヨーグルトを使った「ホットヨーグルトダイエット」と血行を良くし、カラダを温める作用のあるしょうがを使った「しょうが紅茶ダイエット」をご紹介します。