[1] ダイエット効果アップ!走るペースは「目標心拍数」で決める
ダイエット効果アップ!走るペースは「目標心拍数」で決める
ジョギングは短時間でも効果があると第1回でご紹介しましたが、少しでも長く走ることができれば消費カロリーが増え、ダイエット効果がグッと高まります。長く走るために最適なペースを身につけましょう。
■遅過ぎ、速過ぎはダイエットに禁物
ジョギングなどの有酸素運動は、比較的軽い運動強度で、長時間続けることが可能な運動です。しかし、走るスピードが遅過ぎる(運動強度が低過ぎる)と消費カロリーが少なくなり、ダイエット効果が低くなります。だからと言って、走るスピードを上げ過ぎる(運動強度が高過ぎる)と長く走れないのでこちらもダイエット効果が低くなります。
ジョギングでダイエット効果を上げるためには
遅過ぎず、速過ぎず、最適なペースで走ることがポイントです。
■心拍数を目安に
では、どうしたら最適なペースをつかむことができるのでしょうか。1つの目安として
「目標心拍数」があります。心拍数とは1分間に心臓が拍動する回数です。運動する時の理想の心拍数を目標心拍数と言います。
<ダイエットに最適な有酸素運動の目標心拍数を簡単に計算する方法>
目標心拍数=(220-年齢)×0.6~0.7
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例:40歳の場合
目標心拍数=(220-40)×0.6~0.7=108~126
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心拍数のはかり方は、手首の内側にある頚動脈に指を軽く当て、10秒間脈を数えます。それを6倍(60秒)してください。
ジョギング中は5分に1回ほどのペースで心拍数をはかってください。目標心拍数の間であればスピードを維持。目標心拍数以上になっていたらスピードを下げましょう。
腕時計タイプの心拍計があればもっと簡単・正確にはかることができるので、本格的にジョギングダイエットを考えている方は購入されるとよいかもしれません。
次のページは、「週に何回走ればいいの?」走る頻度についてご紹介します。