[2] 野菜の廃棄部分もこうすればおいしい!まるごと食べる活用ポイント
野菜の廃棄部分もこうすればおいしい!まるごと食べる活用ポイント
素材の半端な部分が出てきたとき!
私は切り方を変えて色々カットしてみます。
微塵切りにしたり、千切りにしたり、薄切りにしたり
そうするとこの料理にプラスできそうとか、揚げてみようかな?炒めてみようかな?混ぜてみようかな?などアイデアが浮かんできます。
例えば、大根や人参の皮は千切りにすればビビンパの1具材として使うことができます。微塵切りにすればハンバーグ、餃子の具に。
皮と葉、実を組み合わせて使えば素材丸ごとを食べることになり、栄養バランスも結果、整ってきます。
じゃがいもの皮はどうやって使うの?とよく聞かれますが…
今、スーパーに並んでいる新じゃがいもは皮ごと食べて下さい。
もし皮を食べない場合は、すりおろして卵焼きやお好み焼きのつなぎとして入れたり、千切りにしてかき揚げにしたり、微塵切りにして具材として使ってあげて下さい。
ただ、色が変色しやすいので空気にずっとふれさせておくのは要注意です。
セロリの葉は残しがちな部分ですが…
ふつうの葉もの野菜と同じように扱って欲しいです。
生でも食べることができますので、炒めもの、煮物、揚げものだけでなくサラダやスープにアクセントとしてプラスしてもよいと思います。
最後にみかんの皮も私は料理に使っています。
すりおろしてゼリーの具にしたり、千切りにして砂糖でまぶしておやつにしたり、浅漬けの香りづけに薄くスライスしたものを入れています。
こんな風にゴミ箱に捨てよう!と思った一歩手前でちょっと待った!です。
まな板の上で素材と遊んでみて下さい。
今まで捨てていたものが新しく1つの素材として活用できるかもしれません。
野菜や果物は光・土・水から生まれた自然からの贈り物です。
捨てる部分があっては自然界に対して失礼なことです。
ぜひ丸ごと全部食べることができるよう、一工夫してみて下さい。
野菜ソムリエ Canaco