夏の疲れを吹き飛ばせ!運動の秋でシェイプアップ

 

夏の疲れを吹き飛ばせ!運動の秋でシェイプアップ

第2回
運動のポイントは「楽しく始めて、無理なく続ける」こと!
 
運動はカラダにどんな影響を与えているのか、また運動を始めるにあたっての実際の運動量の目安はどれくらいなのか、などをご紹介します。知らないまま運動するより、知っておいたほうが断然運動するのが楽しくなる内容がもりだくさんです。これであなたも運動を始められるはず!

目次
[2] 知らないままでいいの?運動量の目安を知っておこう!
 
知らないままでいいの?運動量の目安を知っておこう!
さぁ、さっそく運動を始めよう!と思ってもどのくらいの目安で運動をしたらいいかわからないものです。
厚生労働省策定の「エクササイズガイド2006」によると、健康づくりのための身体活動量は「1週間に23エクササイズの活発な身体活動(運動・生活活動)!」ということが運動の目安として決められています。いろんな身体活動を組み合わせて目標をクリアしましょう。
エクササイズガイドについて詳しく知りたい方はこちら


【 1エクササイズに相当する活発な身体活動 】
23エクササイズをクリアするにはまず、1エクササイズに相当する活発な身体活動がどんな内容なのかを知る必要があります。 例えば歩行だと20分で1エクササイズ、自転車だと15分で1エクササイズになります。

コレステロールを下げる食材
 メッツ=強さの単位
  身体活動の強さを、安静時の何倍に相当するかで表した単位。
  座って安静にしている状態が1メッツ、普通歩行が3メッツに相当します。
 エクササイズ=量の単位
  身体活動の量を表す単位で、身体活動の強度(メッツ)に身体活動の実施時間をかけたもの。
  より強い身体活動ほど短い時間で1エクササイズとなります。
                                           参考文献:厚生労働省エクササイズガイド2006


【 具体的には?? 】

 ■ 普段の生活に運動を
コレステロールを下げる食材   平日は通勤時間を利用。バスから歩きに変える、1駅先まで歩くなど、片道20分の歩行をキープ。またエスカレーター、エレベーターは止め、階段を使いましょう。
 ○徒歩20分(1エクササイズ)×2(往復)×5(月~金)=10エクササイズ
 ○階段昇降10分(1エクササイズ)×5(月~金)=5エクササイズ

 ■ 好きな運動で週末を満喫
  週末の2日間は、子供と遊ぶ、ゴルフを楽しむ、プールに行くなど、好きなことで1時間カラダを動かしましょう。
 ○1時間ゴルフをする(4エクササイズ)×2(土、日)=8エクササイズ

10(歩行)+5(階段)+8(ゴルフ)=23エクササイズ
合計で23エクササイズです。これなら楽しく運動を続けられそうですね。


【 誰にでもできる運動量アップ法 】

いきなり、運動を始めるのはちょっと・・・という方は日常生活に活動量をプラスしましょう。小さなことでも「始める」ということが大切なのです。

  ■ 階段を登るとき、かかとをあげる
  ■ 歯磨きしながらスクワットする
  ■ 電車ではつり革につかまり、つま先立ちに
  ■ 3分間清掃

特別に運動をしなくても、日常生活のなかでカラダを動かす意識を持って運動量を増やすことがポイントです。そして運動を習慣化するには「つらい」はNG。「無理せず楽しく」できることから始めてみませんか?