旬の食材は、栄養とおいしさがいっぱいです。特に冬の野菜はβ-カロテンやビタミンCが多く、健康な皮膚・粘膜の保護や老化予防の効果が期待できます。それに根野菜にはカラダを温める働きがあります。
【 冬が旬の野菜 】
●大根
根には分解酵素アミラーゼを豊富に含み、消化を促進して胸やけや胃もたれ、二日酔いなどに効を発揮します。ビタミンCも多く、皮により豊富に含まれます。葉の部分はβ-カロテン・ビタミンC・カルシウムなどが豊富に含まれています。
<おすすめメニュー>ぶり大根、ふろふき大根
●白菜
寒い季節に甘味が増えます。白菜の芯にはビタミンC、カルシウム、β-カロテンが含まれカラダを温める作用があります。ビタミンB1が多く含まれる豚肉と合わせると風邪予防にも効果が期待できます。
<おすすめメニュー>豚肉と白菜の重ね煮、白菜のお浸し
●小松菜
ほうれん草の約5倍のカルシウムを含みます。ビタミン類も豊富で特にビタミンA・Cは、小松菜100gで1日の所要量を満たすことができます。また、β-カロテンも豊富で生活習慣病予防に効果があります。
<おすすめメニュー>小松菜と油揚げの辛味和え、小松菜と干エビのさっと炒め
●ごぼう
セルロースやリグニンといった食物繊維を大変豊富に含み、腸の働きを整えたり動脈硬化を防ぐ作用があります。また、食物繊維は便秘の予防にも効果的です。
<おすすめメニュー>きんぴらごぼう、鶏肉とごぼうの煮物
●ほうれん草
冬に栄養価が高まり、霜にあたって甘味が増すと言われます。β-カロテンやビタミンC、鉄分を多く含み、風邪予防や肌荒れ防止に有効です。そのほかにもビタミンB1・B2、カルシウムなどの栄養素も含んでいて消化もよい食材です。
<おすすめメニュー>ほうれん草のお浸し、ほうれん草のクリームスープ
冬が旬の食材を上手に日々の食生活にとり入れ、寒い冬を乗り切りましょう!
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野菜はカラダにとってどんな働きをしているのですか?
[ 食材・料理 健康 ] (2010.12.06 )