[2] もしかしてミネラル不足!?ミネラルが不足するとどうなるの?
もしかしてミネラル不足!?ミネラルが不足するとどうなるの?
私たちのカラダは、ミネラルバランスを保つことで健康の維持しています。それではカラダのミネラルが不足した場合、いったいどのような影響が出てくるのでしょうか?以下に不足したときの症状をいくつか挙げてみました。
●血圧が高くなった・・・ナトリウム過剰・カリウム不足
ナトリウムとカリウムは細胞内液と外液の浸透圧を均等に保つ役割があります。ナトリウムが過剰になると、浸透圧が上がり血圧が上昇しますが、このときにカリウムが充分にあると、余分なナトリウムを排出する働きをしてくれます。
●骨や歯がもろくなった・・・カルシウム・マグネシウム・ホウ素不足
カルシウムとマグネシウムのバランスが保たれると、マグネシウムのサポートでカルシウム吸収が効率的に行なわれ骨や歯が形成されます。しかし同様にバランスが崩れると、骨や歯は形成されにくくなります。ホウ素は骨成長に関係する酵素を助ける働きがあります。
●最近イライラしたり、怒りっぽくなった・・・カルシウム・マグネシウム不足
カルシウムとマグネシウムは 脳神経の沈静作用があります。カルシウム:マグネシウム=2:1のときが一番効率的に働き、バランスが崩れると効果は低下します。
●味覚が変わった・・・亜鉛不足
亜鉛は新陳代謝に必要不可欠のミネラル。不足すると舌にある「味蕾(みらい)」という味覚センサーが鈍ることにより、味覚障害を引き起こします。
●だるくて気力がない・・・カリウム不足
カリウムは筋肉のエネルギー生産に関係があり、不足すると脱力感をまねきます。汗をかくことでカリウムを不足しやすくなるので、夏場はとくに注意しましょう。
●血糖値やコレステロールが高め・・・クロム不足
クロムは糖やコレステロール代謝に欠かせないミネラルです。インスリンの働きを助け、血糖値を下げる作用があることから、糖尿病や高脂血症の抑制効果があるといわれています。
以上のようにミネラルが不足をすると、私たちのカラダは危険にさらされてしまいます。ミネラルは微量だけれどとても大切な役割をしてくれています。だからこそ食事からしっかりと摂りいれるようにして、不足を感じたら補うことが必要です。ミネラルバランスを正常に保ちつつ、健康で快適な生活を送りたいものですね。