おいしく食べて、冷え性撃退!
冷え性は食事との関係が深く関係しています。カラダは食べたもので作られるため、偏った食生活は冷え体質を招きます。まずはバランス良い食事を心がけ、その中にカラダを温める食品を取り入れていきましょう。
1、旬の食材を食べること
旬の野菜は時期に応じたはたらきがあります。たとえばトマト・なすなどの夏野菜は水分が多く、食べることでカラダを内から冷やします。逆に冬野菜の大根・カブ・カボチャなど根菜類は、カラダを温めるはたらきがあります。
冷え性の場合は生野菜よりも温野菜として食べたり、カラダの温まる食材を中心に上手に組み合わせましょう。
2、薬味やスパイスで血行促進
料理の脇役的存在である薬味やスパイスは、カラダを温めることに関しては主役級。血管を拡張させ血流の流れを良くすることで、カラダを温める効果が期待できます。
●薬味・・・ ねぎ、ニンニク、しょうが、シソなど
●スパイス・・・山椒、こしょう、唐辛子、ターメリック、シナモン、サフランなど
3、ビタミンB1、C、鉄分をとる
●ビタミンB1
食べたものをエネルギーにするのを助け、熱を生み出します。
<多い食材>豚肉、うなぎ、豆類、玄米など
●ビタミンC
鉄分の吸収を良くして貧血を予防したり、毛細血管の機能を維持します。
<多い食材>緑黄色野菜、柑橘類、いちご、イモ類など
●鉄分
血液の主成分であるヘモグロビンを作ります。とくに女性は月経の関係で不足しがちのため、意識してとることが大切です。
<多い食材>レバー、かき、のり、あさり、牛肉、大豆、きくらげ、ひじきなど
カラダが温まることは、新陳代謝が活発になること。冷え性の改善は結果的にダイエットや便秘改善、美肌などにうれしい効果をもたらします。普段から食事内容を少し意識することが大切ですね。
次は、日常生活で取り入れられる冷え性対策についてです。