血圧が
気になる方の対策
生活習慣、遺伝、加齢などにより血管の弾力が失われていくことなどから、血圧は上がりやすくなります。高血圧は自覚症状がないため、検査で異常があっても放置してしまう方も少なくないようです。次の検査までに「まずは1つ、できそうなこと」を見つけてみませんか?
この検査で
どんなことがわかる?
- 血圧とは、血が流れる際に血管にかかる圧力のことを指します。繰り返し測っても血圧が高いと、「高血圧」と診断されます。
- 高血圧が長く続くと動脈硬化の原因となり、さらに心臓では狭心症や心筋梗塞、心不全など、また、脳では脳梗塞、脳出血などの脳血管障害(脳卒中)や、認知症になりやすくなります。
こんなことしてない?
チェックリスト
- 濃い味が好き
- 外食が多い
- 加工食品や漬物をよく食べる
- 麺類はスープも飲み干す
- 味噌汁を1日2杯以上飲む
- 野菜・果物が不足気味
- 肥満である(BMI25以上)
- 運動不足
- 喫煙習慣がある
- お酒が好き
- ストレスが多い
これならできる!を見つけよう
今日から始める行動リスト
POINT 1
あすけんで
食事記録をつける
食事記録をつける
自分の適正カロリーや塩分量をチェック!まずはどれくらい食べているかの現状把握を。
POINT 2
毎日体重を測る
体重が気になる方は、毎日同じタイミングで体重を測るだけでも減量効果が期待できます。
POINT 3
減塩タイプの
食品を選ぶ
食品を選ぶ
醤油以外にもソースやケチャップなどの調味料や、ハムやかまぼこ、ちくわなどの加工品も最近は減塩タイプが売られています。
POINT 4
ラーメンやうどん
の汁は残す
の汁は残す
塩分の目標は1日男性7.5g、女性6.5g未満です。麺類の汁は飲まずに残せば、全部飲むより2g~3g程度減塩できます。
POINT 5
味噌汁は具沢山&
1日1杯程度に
1日1杯程度に
具だくさんにすると、その分汁の量が減るので結果的に減塩に。また「だし」を効かせたり、七味など香辛料を足すと薄味でも◎
POINT 6
毎食野菜の
おかずを増やす
おかずを増やす
野菜には「排塩」に役立つカリウム、食物繊維が含まれます。また、食事のボリュームを減らさずにカロリーカットもできます。
POINT 7
朝食や間食に
果物を食べる
果物を食べる
果物にはカリウムや食物繊維が含まれます。バナナやいちご、キウイなどは手軽に食べられます。
POINT 8
お酒は
ほどほどに
ほどほどに
1日の目安ではビール500ml缶1本程度にし、休肝日も作ると◎
【血圧】が気になる方へ