黒豆は正式には黒大豆といい大豆の仲間です。この黒豆にはイソフラボンや食物繊維などダイエットにはうれしい成分がたくさん含まれています。
【 黒豆ダイエットとは 】
野菜と一緒に炒めたり、スープにして飲んだりと普段の食事に1日70gの乾燥黒豆をとりいれます。
〈作り方〉
1. 黒豆を一晩、水に浸しふやかす
(水の量は基本黒豆の倍入れる)
2. ふやかした黒豆を15分ほど蒸して完成
そのほかにも、黒豆を酢漬けにしたり、黒豆茶として摂取したりとさまざまな方法があります。共通していえることは黒豆をただ摂取するだけではなく、一緒に適度な運動をすることが大切です。
【 成分と効果 】
■イソフラボン
黒豆の胚芽部分に多く含まれている成分で、女性ホルモンと同じような働きをします。更年期の症状を緩和したり、高血圧や肥満などの生活習慣病を防止する効果があるといわれています。
■サポニン
動脈硬化の原因となる過酸化脂質の増加を防ぐ役割があります。高脂血症を予防し脂肪の代謝を促すことで肥満を防止する効果が期待できます。
■アントシアニン
黒豆の黒さの源になっている物質がアントシアニンという色素(=ポリフェノールの一種)です。脂肪の吸収を抑え、排出を促進させます。また老化の原因である活性酸素を除去する働きで、血液をサラサラにし体脂肪をつきにくくする働きもあります。
■食物繊維
黒豆の食物繊維は胃に長く留まるため、満腹感を持続させ、食欲を抑制してくれます。便秘解消やデトックス効果も期待できます。
このように、黒豆にはたくさんのダイエットに向いている成分が含まれています。黒豆だけを食べていては栄養が偏ってしまうので注意が必要ですが、ダイエットの手助けをしてくれる食べ物と言えますね。
<次のおすすめ>
大豆食品の健康効果を教えてください。
[ ダイエット 食生活 ] (2013.01.07 )