コールラビはヨーロッパを原産とし、古くからヨーロッパ全土や中国でも栽培されたアブラナ科の野菜で、茎が肥大しカブのような形になる珍しいキャベツの一種です。
【 コールラビとは 】
冷涼性の野菜ですが同類のキャベツよりも暑さに強く、また寒さにも強いたくましい野菜です。形はカブ似とはいえ、カブの3~4倍のビタミンCを含みます。
風味や食感はキャベツに似たやさしい甘みを持ち、特に若い茎ではリンゴのようなサクサク感とみずみずしさがあります。生食・煮込み・油炒めなどに幅広いお料理に利用できる特徴があります。
●おすすめ料理
・サラダ、和え物、酢漬け、浅漬け・・・葉ざわりが良い。
・クリーム煮、スープ、グラッセ、和風の煮物・・・煮崩れしにくい。
【 栄養素 】
ビタミンCを多く含み、他にビタミンB2、U、K、食物繊維を含んでおり、成分的にはキャベツとほぼ同等です。多くの野菜に含まれるビタミンC同様に、抗酸化作用による癌予防や免疫力アップなどの効果・効能が期待されます。
お店で見つけたら、一度試してみてはいかがでしょうか?いつもとは違うお洒落な一品を楽しめますよ。
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食前に野菜を食べるといいとききますが、なぜですか?
[ 栄養素 食材・料理 ] (2010.05.17 )