遺伝子組み換え食品とはバイオテクノロジーの技術により開発された作物やその作物を原料として作られた食品を呼びます。現在、厚生労働省が安全性を確認したものとしてはとうもろこし、なたね、じゃがいも等の農作物29品種があります。

遺伝子組換え技術の応用により画期的な新品種の作成や、生産工程の効率化、今後の食料問題、地球環境問題等の解決が期待される一方、不安視される点もあるようです。
【　遺伝子組換え技術を使うメリット　】
●栄養成分や機能性成分（抗ガン効果等）に富む農作物、日持ちの良い農作物、アレルギー原因物質を除いた食品の生産
●超多収農作物、低温・乾燥・塩害などの不良環境や病虫害に強い農作物の開発
●生物分解性プラスチック、環境浄化微生物、病虫害抵抗性を付与することによる農薬使量の減少、生物エネルギー等の開発

【　遺伝子組換え技術を使うデメリット　】
●人のカラダに害をもたらさないか
●生態系に害はないのか

私たちの生活に有用な機能性をもつ食品かどうか。遺伝子組み換え食品の長所・短所をキチンと見極める目を養わなければなりませんね。

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