インナーマッスルの「インナー」とは、「内部の」「奥の」という意味があります。人間の筋肉はカラダの中心に近い部分・骨に近い部分から、何層にも重なってカラダを覆っています。この中で、比較的深い部分にある筋肉がインナーマッスルと呼ばれ、どこか1つの筋肉を指している言葉ではなく、カラダの奥のほうにある筋肉の総称なのです。
インナーマッスルを鍛えることで関節痛などのカラダの痛みを解消する働きや、バランスのとれた姿勢のよい美しいボディラインをつくることができます。
【 インナーマッスルの役割 】
このインナーマッスルは、主に姿勢を細かく調節したり、関節の位置を正常に保ったりするという働きをしています。
<関節と関節のつなぎ>
カラダの各箇所に関節が存在していますが、その間をしっかりつなぎとめて固定します。
<姿勢を管理する>
インナーマッスルは別名「姿勢保持筋」と呼ばれるほど「姿勢」と関係が深い筋肉です。あるべき正しい位置に関節を固定し、本来の姿勢を維持します。
<関節や身体の痛みを打ち消してくれる>
「急に激しい運動をして筋肉痛になった。」「日常的に運動をせず、四十肩だ。」そういう場面でインナーマッスルが発達しているとその痛みを和らげてくれる効果があります。
【 鍛える方法 】
インナーマッスルを鍛えるエクササイズには、「ピラティス」「ヨガ」「インナーマッスル用のヌンチャク」を使ってのエクササイズがあります。
「ピラティス」は、アウターマッスルを鍛えるのではなく、カラダの内側、深層部にある、細く、長く、小さい筋肉(インナーマッスル)に焦点を当てたエクササイズ法です。
その他にも、エクササイズマシーン「ローリングボード」で鍛える方法もあります。
インナーマッスルを鍛えるとカラダにいいことがたくさんありますね。自分にあった方法でインナーマッスルを鍛えて健康的な生活を送りましょう。
<次のおすすめ>
免疫力を高める食品について教えてください。
[ 健康 エクササイズ ] (2013.06.10 )