ダイエットや運動をして、体重を落とすことはできても、太ももの脂肪はしぶとく、細くするのは難しいと言われています。それは、体重や体脂肪を落とすダイエットと根本的に痩せる方法が違うからなのです。
【 太ももを効率よく細くするには? 】
<筋肉を鍛えよう>
太ももは、カラダの中でも太く大きい筋肉を持っているため、その筋肉を鍛えることで、それだけ脂肪を燃焼させることができます。また、筋肉をつけることで基礎代謝もアップしますので、脂肪がつきにくく、足を細くすることができます。そのため、ある程度の筋肉をつけることが必要です。
<むくみはダイエットの敵>
下半身にむくみがあるといくらダイエットに励んでも下半身、太ももは細くなりません。むくみがあるとリンパ節(脚の付け根)に老廃物が溜まり、リンパの流れも滞るので、老廃物等が蓄積します。それが続くと脚の付け根にセルライトができて下半身が太くなってしまう原因に。むくみ解消にはお風呂でのマッサージや足を少し高くして寝ると効果的です。
【 実際にやってみよう! 】
<内ももを鍛える>
過度な筋肉はかえって太く見えてしまいますが、脂肪を燃焼するためには筋肉の働きも欠かせません。
普段なかなか、使わない太ももの内側の筋肉。この部位を鍛えてあげることがポイントです。太ももの内側にある内転筋を鍛えるには「足を閉じる力」を強化します。
■ 内転筋に効果的な運動
1.仰向けに寝て、膝をたてる
2.厚めのクッションなどを両膝で挟む
3.その状態でクッションを上に持ち上げる
4.元の位置にもどし、この作業を繰り返す
この運動は脚の上げ下げをゆっくり行うことがポイント。1日2分、実行してみましょう。
<裏側もチェック>
筋肉のつき方として、太ももの前面についてしまうと、横に広がって太く見えてしまいますが、太ももの裏側に筋肉(大腿二頭筋)をつけていると横に広がらず、筋肉をつけていても太ももは太く見えません。
歩くときに意識を集中して、ふくらはぎやおしりの筋肉を使って地面を蹴るように歩くといいですよ。
15分~20分以上のウォーキングは有酸運動にもなり、効果的です。筋肉を付けることで、リンパ腺の流れをよくし、セルライトも減らすことができます。
太ももを細くするには、「筋肉をつけ、脂肪を燃焼する」そして「老廃物を溜めない」ことがポイント。普段の歩き方を少し意識してみてはいかがでしょうか。
<次のおすすめ>
基礎代謝を上げるにはどうしたらいいですか。
[ ダイエット エクササイズ ] (2013.10.15 )