一般的にカラダが柔らかいことを「柔軟性が高い」といいます。前屈で手のひらが地面にペタリとついたり、左右に開脚したまま床にカラダをひっつけたりと柔らかいカラダの人を見ることがありますよね。カラダが柔らかいと、血流やリンパの流れがよくなるので、ダイエットに役立つ効果が得られるのです。
【 カラダが柔らかいと得られるメリット 】
●基礎代謝がアップし、ダイエットや冷え性改善にも役立つ。
●疲労物質が溜まりにくい。
●脳への血流が促進され、気分良くリラックスした状態を作れるようになる。
●ハリのある筋肉が老化の予防になる。
●腰痛や肩こりの症状を改善、緩和させる。
【 柔軟性チェック! 】
まず、自分のカラダの柔軟性がどの程度かを、調べてみましょう。
■肩の柔軟性チェック
背中で両手をつなぐことはできますか?右手を肩から背中側に回し、左手は腰側で手を伸ばして、左右の手をつないでください。反対もチャレンジしてくださいね。
<チェック結果>
柔軟性が高い・・・両手で手をつなぐことができる(反対もできる)
柔軟性が低い・・・左右の手の間隔が5㎝以上離れている
■膝の柔軟性チェック
両足を伸ばして座り、膝を曲げないで足首をつかむように前にカラダを倒します。
<チェック結果>
柔軟性が高い・・・足首がつかめる(腰背部および太ももの裏の筋肉の柔軟性が◎)
柔軟性が低い・・・足首がつかめない
【 柔軟性を高めるストレッチ 】
柔軟性を高めるためには、日頃からストレッチなどで筋肉や腱を伸ばしていくことが大切です。
■股関節の柔軟
股関節はリンパが集中しているため、ストレッチで伸ばしてあげると、老廃物が排出され、便秘も解消し、おなか痩せが期待できます。
<方法>
仰向けになり、右足を曲げて両手で右足を胸のほうにもっていきます。反対の足も同様に。
※このときに上半身が浮かばないようにしてください。
■腰の柔軟
腰周りの筋肉をほぐして、筋肉疲労や姿勢の改善に役立ちます。
<方法>
イスに座り、脚を組みます。右足が上になっている場合は背筋をまっすぐに伸ばした状態で、右側にねじります。左右両方、行ってください。
柔らかいカラダは、年齢を問わず、けがの防止やダイエット効果アップなど日常生活をよりよく過ごすためにも重要です。カラダと心をほぐして日々の運動不足を解消し、健康的な生活を送りましょう。
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スロートレーニングについて教えてください。
[ エクササイズ 健康 ] (2014.04.28 )