内臓脂肪と皮下脂肪とはどのように違うのですか?

 
 
 
内臓脂肪と皮下脂肪とはどのように違うのですか? 
「内臓脂肪」と「皮下脂肪」は、両方とも体脂肪になります。 一般的に、「体脂肪=カラダに悪いもの」と考えられがちですよね。 しかしそれは間違いで、体脂肪は人間が生きて行く中でとても必要なものなのです。

【 体脂肪の役割 】
・エネルギー源になる
・内臓を守るクッションの役割
・寒さをやわらげるための体温調節
このように脂肪は生命維持に欠かせません。 ただ増えすぎてしまうと生活習慣病の原因になりるので適正範囲を守るのが理想的です。

【 内臓脂肪と皮下脂肪の特徴 】
「内臓脂肪」と「皮下脂肪」は両方とも体内にある脂肪、いわゆる体脂肪で、皮膚の下にたまるものを「皮下脂肪」、 内臓の周りにつくものを「内臓脂肪」といいます。体脂肪が必要以上にたまりすぎると肥満になりますが、 ヒップや太ももなどの下半身に脂肪がつくのが、「洋なし型」の皮下脂肪型肥満、おなかの周りに脂肪がつくのが「リンゴ型」と呼ばれる内臓脂肪型肥満となります。

一般的に、男性はリンゴ型の内臓脂肪型肥満になりやすく、女性は洋なし型の皮下脂肪型肥満になりやすいといわれています。 特に、内臓脂肪型肥満は生活習慣病の原因になりやすいので注意が必要です。 ですが、内臓脂肪の方が皮下脂肪に比べ「つきやすいけれど落ちやすい」という特性があるので、食事と運動の生活習慣を見直すことで落としやすい脂肪でもあるのです。おなか周りに脂肪がつきすぎて落としにくくなってしまう前に正しい食生活と適度な運動をする習慣を見につけたいものですね。




[ 健康 食生活 ] (2009.02.16 )
 
 
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