私たちがカラダを健康維持するためには、1日に1.5L~2.0Lの水分が必要です。その中で日ごろ飲むお茶はコーヒー・紅茶・緑茶や番茶などの日本茶と様々ですが、これらを水分としてカウントしていいのか悩むところですよね。
実際に水分とカウントするかは難しいところです。というのもカフェインには様々な作用があり、摂りすぎるとカラダに支障を起こしかねないためです。ですので、香り高いコーヒーや紅茶も水分補給として考えたいところですが、カフェインの入った飲み物は水分補給としてカウントするのではなく、ジュースと同様にあくまで嗜好品として楽しみましょう。
カフェインのとりすぎは、頭痛やむねやけ・倦怠感・神経症などの副作用を起こします。ダイエットに良さそうだからといって摂り過ぎは禁物です。カラダの機能が活発になり過ぎて、かえって負担をかける恐れもあります。 普通に飲むには心配はないですが、コーヒー・紅茶なら1日2杯、日本茶なら5杯を限度に、あくまでも摂りすぎないように注意してください。
一方、カフェインには利尿作用や眠気防止、集中力アップ、筋肉疲労を軽減、さらにダイエットには欠かせない脂肪燃焼効果など、カラダにプラスの効果もあるようです。特に脂肪燃焼効果については、カフェインが脂肪を分解する酵素の活性を高めるため、脂肪が効率良く燃えやすくなるという話もあります。ただし砂糖入りのコーヒーや紅茶ではカフェインより先に糖分が吸収されてしまうため、ストレートで飲むのがおすすめです。
水分を上手くとるには、就寝の前後・スポーツの前後・途中・入浴の前後・飲酒中・後に200cc程の水を飲むようにすると上手に水分補給できますよ。ミネラルウォーターやノンカフェインの飲み物もありますので、是非取り入れてみてくださいね。
<ノンカフェインの飲み物>
麦茶・杜仲茶・そば茶・マテ茶・黒豆茶・ローズヒップティー・オルゾーコーヒー・タンポポ茶・ルイボスティーなど
[ 食生活 健康 ] (2009.03.09 )