野菜不足ですが、青汁は野菜のかわりになりますか?

 
 
 
野菜不足ですが、青汁は野菜のかわりになりますか? 
手軽な栄養補助食品として、「青汁」がブームとなっています。
「健康日本21」では、野菜の目標摂取量は1日350g、そのうち緑黄色野菜は120gとなっています。しかし現状は目標量まで達していないため、現代人は慢性的な野菜不足となっています。このため、少しでも野菜不足を解消する手軽な方法として、青汁を飲まれている方が多いようですね。

【青汁の原材料と栄養成分】
青汁の原材料は、ケールや大麦若葉・緑茶・桑の葉・ヨモギ・ゴーヤ・アシタバなど、多くの種類があります。 共通で含まれている栄養素に、ビタミンA・β-カロテン・ビタミンC・葉緑素・カルシウム・食物繊維などがあるので、健康によい食品の代名詞とされています。

〈青汁だけで野菜のかわりになる?〉
青汁を飲むだけで、不足しがちな栄養や食物繊維を簡単に補給できるわけではありません。理由としては、製造工程での食物繊維の減少とビタミンの損失があげられます。

実際にコップ一杯(100ml)のお水で作った青汁と、ブロッコリー・トマト・胡瓜・レタス等で作ったグリーンサラダ100gの栄養価で比較すると、食物繊維・ビタミン類ともにグリーンサラダの方が多く含まれています。

粉末の青汁は簡単にとりいれることができますが、必要な栄養がすべてとれるわけではありません。 ですので、「青汁を飲んでいれば安心」と過信するのではなく、野菜不足を感じたときにプラスして取り入れてみてくださいね。



[ 健康 ] (2013.05.20 )
 
 
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