ストレスを感じると甘いのもが欲しくなるのはなぜですか?

 
 
 
ストレスを感じると甘いのもが欲しくなるのはなぜですか? 人気
私たちのカラダがストレスや疲労を感じる理由は、血液中の糖濃度(血糖値)が低下することにより、脳に十分な糖が補給されなくなるからです。脳はブドウ糖だけをエネルギー源としているため、食べてからすぐエネルギーに変換される甘いものは、このような状態から早く回復するための有効な手段といえます。「3時のおやつ」は、疲労を感じ始める午後3時ごろに、甘いものが欲しくなるという自然の欲求というわけですね。 
 
■おやつの心得
・洋菓子より和菓子を・・・(大福・お団子など)
・素材の味が生きたものを・・・(おからクッキー・野菜チップスなど)
・飲み物はお茶やハーブティーを(おやつの時はノンシュガーのものを)

「疲れには甘いもの」とはいっても、余ったブドウ糖の大部分は脂肪となって体内に蓄えられますので、適量が大切です。また、人のカラダはストレスが多くなるとたくさんのビタミンCを必要とします。ストレスに対抗しようと、ビタミンCが働きかけ副腎皮質ホルモンを活発に分泌するからです。つまりストレスが多くなればなるほど、たくさんのビタミンCが使われることになります。

【ビタミンCの多い食べもの】
● いちご・ネーブルオレンジ・温州みかん・グレープフルーツ・柿・キウイ等の果物
● 菜の花・ピーマン・小松菜等の緑黄色野菜・キャベツ・かぶ・カリフラワー・れんこんなどの野菜や根菜類等

ストレスと栄養の関係は深く、過度のストレスが長時間続くと、栄養素が消耗したり他の栄養素の助けが必要となります。ストレスに直面した時は、栄養バランスのとれた食生活を意識して上手に乗りこえましょう。



[ 健康 食生活 ] (2013.05.27 )
 
 
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