運動中の水分補給の方法を教えてください。

 
 
 
運動中の水分補給の方法を教えてください。 
キラキラした太陽の下でスポーツを楽しむのは、とても気持ちが良いものです。
運動すると汗をかきますが、汗は運動によって熱くなったカラダを冷ます役割をもっています。水分補給をせずに運動を続けると、体内の水分が減少して脱水症状を起こしやすくなりますので、のどがかわいたと感じる前に、しっかりと水分を補給しましょう。 

【運動中の水分補給について】
1時間程度の運動なら水だけでも充分ですが、1時間以上の激しい運動の場合は、汗で失われるミネラルを補給できるスポーツ飲料やミネラルウォーターをおすすめします。
スポーツ飲料は体液と近い成分のため、失われた水分やミネラルをすばやく吸収して疲労回復を早めます。スポーツ飲料には、アイソトニック飲料とハイポトニック飲料の2種類があります。

●アイソトニック飲料・・・人間の体液にほぼ等しい浸透圧を持っている。
●ハイポトニック飲料・・・体液より浸透圧が低くなっている。

この2つの違いは糖分濃度です。糖分濃度がカラダと等しいアイソトニック飲料と比べると、濃度が低いハイポトニック飲料のほうが速やかに水分を吸収できます。つまり、運動前にはアイソトニック飲料、運動中や運動後はハイポトニック飲料のほうがむいています。ハイポトニック飲料は、アイソトニック飲料を水で2~3倍に薄めたものでも代用できます。
ミネラルウォーターでも汗で逃げてしまう水分やミネラルを補給できます。ですが、激しい運動で大量の汗をかいた場合は、塩分と糖分をプラスして飲みましょう。

【水分補給の目安】 
●運動前・・・30分程度前に、200CC~400CC(コップ1~2杯)を飲む。 
       あらかじめ汗で失われる水分を補給することで、脱水症状の予防になります。 
●運動中・・・15~20分ごとに200CCくらいづつ、頻繁に飲む。 
       ガブ飲みせず、こまめに飲みましょう。 
●運動後・・・飲みたい量を時間をかけてゆっくり飲む。 
       1度に多量に飲むと、吸収が悪くなり胃にもたれます。 

温度は5~15℃くらいが適温です。冷たすぎるとカラダに負担をかけますし、熱すぎると体温を下げることができません。また、汗をかいた後のビールは、アルコールの利尿作用もあるため水分補給には役にたちません。アルコールを飲む前に水分をしっかりとりましょう。
運動するときは「かわく前に飲む」が鉄則。自分にあった飲み物を見つけ、頻繁に水分補給を心がけてくださいね。




[ ダイエット エクササイズ ] (2013.04.22 )
 
 
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