L-カルニチンは、脂肪の燃焼に関与するアミノ酸の一種です。脂肪を体内で分解するときに使われ、エネルギーの生産性を高める役割をします。
もともとは医薬品の成分だったのですが、2002年に健康食品への配合が許可されてからはサプリメントなどで多用されていますね。
脂肪の代謝を促進する効果があることから、ダイエット中には必要な栄養素として注目されているようです。
L-カルニチンは少量ですが体内でも作られ、骨格筋と心臓の筋肉に体内のL-カルニチンの98%が存在しています。食品では羊肉や牛肉、まぐろ肉に含まれているので、通常に摂取することができます。 しかし体内で生産する量は年齢とともに減少して不足がちになると言われています。
αリポ酸は、多数の酵素の補助因子として使われる栄養素で、体内でも作られます。
野菜や肉類にも含まれていますが、食事から摂取できるのはごくわずかで、年齢とともに体内の生産量は減っていきます。
<αリポ酸の主な働き>
・細胞内のミトコンドリアの働きを活発し、細胞から新陳代謝をあげる
・糖分や脂肪酸などの代謝を助ける酵素を補助する
・優れた抗酸化力で、活性酸素を除去する
αリポ酸は、L-カルニチンと同様に医薬品の成分でしたが、2004年より健康食品への配合が許可されました。
L-カルニチン・αリポ酸ともに、多様なサプリメント・健康食品が出ていますが、内容を良く確認して自分で納得できるものを選ぶといいですね。
ちなみにL-カルニチンとα-リポ酸は、コエンザイムQ10と同時に摂取、プラス運動効果でさらに燃焼効果アップが期待できると言われています。