糖質ってなんですか?炭水化物と違いはあるのですか?

 
 
 
糖質ってなんですか?炭水化物と違いはあるのですか? 人気
糖質はご飯やいも類、めん類、くだもの、砂糖などに多く含まれていて筋肉、脳と神経系、赤血球などが活動するときのエネルギー源となります。

【 働き 】
<主要なエネルギー源>
消化・吸収されて血液といっしょに全身をめぐり、カラダの中で1gあたり4kcalのエネルギーになります。特に脳では血液中の糖質だけがエネルギー源なので、極端に糖質が不足すると意識障害などがおこることがあります。
<すばやく使えるエネルギー>
同じエネルギー源でも脂質やたんぱく質と比べると、すばやく使えるという特徴があります。ですから、ウォーキングなど長時間の軽い運動には主に脂質が使われますが、短距離走のように短時間の激しい運動には糖質からのエネルギーが使われます。
 
【 炭水化物と糖質の違い 】
炭水化物というと、カラダを動かすエネルギー源として知られています。しかし、エネルギーにならない食物繊維も、実は炭水化物の仲間です。炭水化物とは、「糖質+食物繊維」のことなのです。
<上白糖(100g)の場合>
糖質量・・・100g
炭水化物量・・・99.2g
食物繊維は微量しか含まれていないため、炭水化物量がほぼ糖質量となります。

糖質はとり過ぎると、肥満や生活習慣病をまねくおそれがあります。一方、不足が続くと、体力の低下や疲れやすくなるなど快適な生活の妨げになります。適切な摂取を心がけて健康的に過ごしましょう。



[ 栄養素 健康 ] (2011.10.24 )
 
 
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