私たちのカラダの約60%は水分でできています。この水の働きで、栄養素や代謝物の運搬、排泄、体温調節など、大切な機能が保たれています。
【 なぜ、朝に水を飲むといいのか 】
体内の水分は起きている間はもちろん、寝ている間にも大量の汗をかき、失われていきます。ですので、起きた直後は水分が不足している状態になり、血液濃度も高くなっているのです。そのため、朝1番の水分補給が重要になります。
<得られる効果>
■生活習慣病の予防
水分の摂取が十分でないと、血液中の水分が不足して「ドロドロ血液」になりやすくなります。ドロドロ血液だと、カラダの末端部分へ血液が流れにくくなったり、老廃物が排出しにくくなったりして、生活習慣病や肥満の原因に。朝に水分を補給することでこれらを予防することができます。
■便秘予防
起きぬけに水を飲むことで、腸のぜん動運動(食べ物を腸に送る動き)を促進させ、便意を起こしてくれるので、便秘解消、美容にも効果があります。
また、胃腸が目覚めて動きが活発になるので朝食の消化が良くなり、消化不良による腹痛などを防ぐこともできます。
【 飲み方 】
通常は5~15度くらいの水温で、一気に飲み干すのではなく、自分が必要だと思う量より少し多めのコップ約1杯(150~200cc)をゆっくりと味わうように飲みましょう。
水分は汗や尿により失われていきます。朝はもちろんですが、入浴前・運動前後・就寝前などこまめに適量の水分を補給するようにしましょう。
<次のおすすめ>
硬水と軟水の違いはなんですか?
[ 食生活 健康 ] (2014.07.28 )