[1] 急な体重減少はリバウンドのもと 最初の目標は“無理をしない!”
急な体重減少はリバウンドのもと 最初の目標は“無理をしない!”
「地道な努力のわりに、見た目に変化がない」「一気に痩せてキレイになりたい」と思う方もいるでしょう。たしかに激しい運動や、厳しい食事制限をすればあっという間に体重は減ります。
でも目標体重をクリアすると「こんなに痩せたから、少しくらい・・・」と自分に甘くなってきませんか?少しのつもりが歯止めが利かず、気がついたら元の体重に戻っていた、というパターンが多いのです。
【 短期間ダイエットの落とし穴 】
■カラダの習性「ホメオスタシス」
人間にはホメオスタシスといって、元に戻ろうとする習性があります。食事制限によって足りなくなってしまった栄養素を、カラダが要求しはじめるのです。痩せていく自分を実感しているときはカラダの声に気がつきませんが、一度この要求を受け入れてしまったら最後、食欲を抑えきれずにリバウンドの道へ・・・。
■太りやすい体質に陥りやすい
無理な食事制限をするとカラダが飢餓感を覚えているので、入ってきた食べ物からすべて栄養を吸収しようと、必死にエネルギーを溜め込みます。つまり体脂肪となり、さらに太りやすい体質になっていくのです。
■体重の5%以上のダイエット
1ヶ月間で体重の5%以上減ると、生理が止まったり、体調を崩しやすくなると言われています。例えば、体重が60kgだとその5%は3kgになります。たった3kgでもだめなの?って思うかもしれませんが、そんなプランをたててしまうと痩せても肌がパサつくなど、いつも調子が悪くなりがちに。体重目標を決めるときは自分の体重の5%未満で設定するのがおすすめです。
すぐに結果が出なくても、長期的に取り組みましょう。そのためにはストレスをためないことが大事です。
ダイエットの1番の敵は、食べ物でも運動不足でもなく「ストレス」なのです。ストレスをためないように自分にご褒美をあげたり、疲れたときはひと休みしながら、長く続けていきましょう。
次は食事のバランスについてご紹介します