春から始めるジョギングダイエット

 

春から始めるジョギングダイエット

第1回
春から始めるジョギングダイエット
 
例年より早く桜が咲き、暖かい春になりました。ぽかぽか気持ちのよい天候だと、外に出てカラダを動かしたくなりますよね。今年の春はジョギングに挑戦してみませんか?今回はダイエットに効くジョギングの方法や、安心してはじめられる方法をご紹介します。

 
脂肪燃焼!長時間走れるフォーム(足の着き方)
前のページでジョギングは短時間でもダイエットに効果的なことをご紹介しましたが、合理的で疲れにくいフォームで走ることができれば、スタミナが長持ちしてより長時間走ることができます。まずは足の着き方についてご説明します。

■かかと着地
足の着き方は、まずかかとの部分で着地し、その後足指のつけ根で地面を押して走る「かかと着地」からはじめましょう。 かかとから着地すると、筋肉に掛かる負担が軽いので、筋力が弱いジョギング初心者は効率の良いかかと着地を身につけましょう。

ジョギングが習慣になっている上級者にはつま先で着地する走法(フォアフット)がおすすめ。かかとからの着地ではブレーキをかけてしまいスピードを落としてしまうからです。ただ、この走法は脚の筋肉に大きな負荷がかかるため、筋力が弱い方は無理をせずかかと着地で走りましょう。


■歩幅はかかとで決める
ただし「かかと着地」という言葉にとらわれすぎて、極端なかかと着地にならない様に注意しましょう。極端なかかと着地はスピードを落とす原因になります。

地面に対して足が45度以上で着地するとブレーキになります。ジョギングでの歩幅のことをストライドと言いますが、一歩を大きく出そうと足を大きく前に出しし過ぎるオーバーストライドになると極端なかかと着地になるので、ご注意を。

〈かかと45度以上〉
かかと45度以上
〈オーバーストライド〉
オーバーストライド



感覚的にはかかとだけ着くようならオーバーストライド、足裏全体から着地しているようなら良い歩幅です。

〈良い歩幅〉
ポシディブアンクル



着地がブレーキにならないように、かかと全体着地ができるストライドで走ることが、効率良いフォームづくりの第一歩です。

次のページは腕振りの方法と上半身の角度についてご紹介します。
 




コラム担当紹介
プロトレーナー柴田明氏
社会人アメリカンフットボールチームなどでトレーニング専門コーチを経験し、
現在はプロ野球選手のトレーナーやスキークロスのワールドカップチャンピオン 瀧澤選手
のパーソナルトレーナーとして活動中。
その他、雑誌「OCEANS」や「FRaU」でトレーニング方法などを執筆。
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