[3] 脂肪燃焼!長時間走れるフォーム(腕の振り方)
脂肪燃焼!長時間走れるフォーム(腕の振り方)
足の着地方法は覚えましたか?それでは次に腕の振り方をご説明します。
■腕は後ろに真っ直ぐ振る
マラソン中継を見ていると、トップランナーでも腕振りはさまざまですよね。腕振りは脚の動きをスムーズにするのに役立っていますが、ベストな方法というのは人それぞれ。ただし基本は「肘を後ろに引くこと」。肘を後ろに引くことで背中の筋肉に力が入り、上半身が自然と捻じれ、骨盤が前に出るため、足も前に出ます。
一緒に意識してほしいのが「肩」。腕振りを意識するあまり、肩に力が入り過ぎている場合があります。肩に力が入ったなと思ったら、腕を下ろして肩の上げ下げなどを行って、肩が上がらないようにリラックスするようにしてください。
また、これは女性ランナーに多いのですが、腕が横振りになっている人がいます。ジョギングは足を前後に振っている運動なので、腕を横振りすると、折角前後に振っているパワーを減衰させてしまうことになるので注意してください。
腕はリラックスして、肘を後ろに真っ直ぐ振るように意識しましょう。
■上半身はお腹を伸ばす
ジョギングは有酸素運動の一種。たくさん酸素をとりこんだ方が長く有酸素運動をすることができるため、呼吸が楽にできるフォームで走ることも大切です。呼吸が楽にできるようになるのは簡単。お腹を伸ばすことです。
お腹を丸めて深呼吸をしてみてください。大きく息を吸いこむことができず、次第に苦しくなってきます。反対にお腹を伸ばして、深呼吸すれば大きく息を吸い込む事ができると思います。
走る時も同じで、お腹を伸ばして走る事ができれば酸素をたくさん吸い込めるフォームになります。
■気軽に走りましょう
フォームで意識するのはこの3つ!
・
かかと全体着地
・腕は真っ直ぐ後ろへ振る
・お腹を伸ばす
まずはこの3つだけを意識しましょう。
ジョギングは、
内臓脂肪の燃焼に効果的で、短時間でも効果があります。20分走ろうとするとハードルが高いのですが、5分でも10分でも効果があります。まずは気軽にできるスピードで、走り出すことからはじめましょう!