[1] 基礎代謝を高める食材で痩せ体質を手に入れよう!
基礎代謝を高める食材で痩せ体質を手に入れよう!
痩せ体質を手に入れるためにはどうしたらいいのでしょうか?そこで重要になるのが「基礎代謝量」です。
1日の総消費エネルギー量は、運動や家事など、普段の生活での消費エネルギーがほとんどだと思われがちですが、実は約70%が基礎代謝量によって消費されているのです。
【 基礎代謝って何? 】
心臓や胃などの臓器の動きや呼吸、体温の維持など、人間が生きていくために常に使っているエネルギーを基礎代謝といいます。
基礎代謝は、体表面積、性別、年齢により異なり、20歳頃をピークに、どんどん減少していきます。この衰えを食い止めるには、運動で筋肉量を増やすことと、代謝を高める食べ物を食べることが必要です。
【 基礎代謝を高める食べ物とは? 】
■カラダを温める食品
カラダが冷えると、臓器の働きが鈍り、基礎代謝が低下してしまいます。汁物や鍋物のような温かい料理でカラダを内側から温めましょう。また、カラダを温める成分を含む食品も効果があります。
<カラダを温める成分>
カプサイシン : 唐辛子、チリペッパー、カイエンペッパー
ショウガオール: 生姜
硫化アリル : ネギ、玉ねぎ、にんにく、ニラ、らっきょう
ビタミンE : かぼちゃ、さつまいも、うなぎ、アーモンド、ゴマ
■代謝を高めるアミノ酸
筋肉のもととなるたんぱく質は、アミノ酸から作られています。そのなかでも、脂肪を燃焼してエネルギーにする効果の高いアミノ酸があるので、積極的に摂りましょう。
<代謝を高めるアミノ酸>
リジン : 魚介類、肉類、レバー、牛乳、チーズ、大豆、白花豆
アルギニン : 鶏肉、豚肉、カツオ、大豆、ゼラチン、落花生
アラニン : 鶏肉、シジミ、帆立、イカ、サワラ、鮭、シラス、アジ
プロリン : 豚肉、カツオ、チーズ、ゼラチン、麩
■代謝をサポートするビタミンB群
糖質の代謝に必要なビタミンB1・脂質の代謝に必要なビタミンB2など、ビタミンB群はダイエットに欠かせません。その他にもB6、B12、葉酸、パントテン酸などがあり、ひとつの食品にまとまって含まれることが多いので、ビタミンB群と呼ばれます。
<ビタミンB群を多く含む食品>
豚肉、レバー、ウナギ、青魚、マグロ、カツオ、さけ、卵、牛乳、玄米、納豆、大豆製品、豆類
■代謝を促進するヨウ素を含む食品
ヨウ素はヨードとも呼ばれ、甲状腺ホルモンを作る材料になるミネラルです。糖質、脂質、たんぱく質の代謝促進に役立ちます。
<ヨウ素を多く含む食品>
昆布、わかめ、牡蠣、ハマグリ、小エビ、イワシ、サバ、鮭、パイナップル
基礎代謝を上げる食材がわかったら、次のページでご紹介している『基礎代謝を上げる食べ方』を身につけて痩せ体質を手に入れましょう♪