[1] 運動することによってカラダに与える影響は?
運動することによってカラダに与える影響は?
毎日忙しくて運動する時間がなかったり、歩くよりつい車やエレベーターなどの楽な移動手段に頼ったりしていませんか?運動は食事と同じくらい健康なカラダを作るのに欠かせません。活動量を増やすことを意識し、慢性的な運動不足を解消しましょう。
【 運動がカラダに与える影響 】
■ 基礎代謝をアップ
食事を減らすダイエットは、筋肉が落ち基礎代謝が低下するため、太りやすい体質になりがち。
運動にはエネルギーの消費や、筋肉を減らさずに余分な脂肪を落とす、基礎代謝を高めるなどの
メリットがあり、効率良くダイエットができます。
■ ストレス対策
運動することでカラダが温まり、筋肉がほぐれて入浴したときのようなリラックス効果が得られます。
またカラダを動
かして汗をかくと爽快な気分になります。
心身ともにストレスから開放してくれますよ。
■ 生活習慣病予防
運動は糖質や脂質の代謝をスムーズにし、血糖値や血圧の上昇を抑えます。また中性脂
肪を減らし、善玉コレステロールを増やすので、動脈硬化予防に効果が期待できます。
■ 女性に多い不快症状を改善
カラダを動かすと血液の循環が良くなるので、肩こり、腰痛、冷えなどが改善されま
す。またホルモンの分泌を促すので、精神の安定や肌荒れの改善、生理痛の緩和などに効き目あり。
このほかにも、骨を丈夫にする、免疫力がつく、心肺機能を高めるなど、さまざまな効果をもたらします。
【 時間別の効果とおすすめの運動 】
人間には生体リズムがあり、活動や休息に適した時間帯があります。体内時計に合わせ、無理なく運動するようにしましょう。
<おすすめの運動>
朝:ウォーキング
朝の目覚め後は太陽の光を浴びながら、ゆっくりカラダを動かしましょう。
負荷の少ないウォーキングやラジオ体操がおすすめ。
昼・夕方:トレーニング、ジョギング、好きなスポーツなど
体内活動がもっとも活発な時間帯なので、筋力トレーニングや激しい運動をしても大丈夫。
食後2時間過ぎてから運動を始めましょう
夜:エクササイズ
睡眠に向けてカラダを休めていく時間帯。激しい運動を避け、気持ちいいと思える程度の運動が安眠を誘います。
運動がカラダに与える影響がおわかりいただけましたか?次は具体的な運動の目安についてご紹介します。