ゆがみを改善=日常の無意識を改善!
気がつくと背中が丸くなっている、左右のどちらかに重心が傾いている・・・など無意識のうちに出てしまう姿勢のクセ。これが骨盤に負担をかけ、ゆがみの原因になっていることがあります。正しい位置に治しても、こういったクセで骨盤はすぐ元に戻りがち。こまめに注意し、修正していきましょう。
【 日常生活で注意したいこと 】
<普段からの生活動作に注意>
■脚はそろえて座りましょう
椅子に座るとき、つい脚を組んでいませんか?脚はまっすぐそろえ、ひざとひざをつけて座りましょう。また床に直
接座るとき、横座りするのもNG。ゆがみの原因になります。
■まっすぐ立つようにしましょう
「休め」のポーズのように、片足に重心を置いて立っていませんか?そうするとバランスが崩れるので、重心を真
ん中に置くよう意識して。つむじから糸で引っ張られるようにイメージし、おへそのあたりに力を入れて、背筋を伸
ばして立ちましょう。
■荷物は両手か、交互で持つようにしましょう
いつも同じほうの手でバックを持つ癖がついていませんか?荷物は交互に持つか、両方の
手で持つようにし、どちらか一方に負荷がかからないようにしてください。
■歩くときはまっすぐ前を見ましょう
歩くとき、うつむき加減になっていませんか?足のひざ裏をのばし、足の親指に重心をかけ
て歩くと、骨盤がきゅっと引き締まります。目線はまっすぐ遠くを見るようにしましょう。
<こんなときも意識することが大切>
■寝るときはあおむけに
うつぶせ寝や横向きで寝ると、カラダの左右のバランスが乱れがち。あおむけになり、足や手を伸ばして寝ましょ
う。
■ながらエクササイズをとり入れて
歯磨きやメイク中、料理をしているときなど、立っているときにながらエクササイズに取り入れてみましょう、バス
タオルを丸めたものやクッションを太ももの間に挟み、両膝で押します。骨盤が締まるのをイメージしながら実践
するとさらに効果的。
無意識でいるとついつい楽な姿勢になりがちです。普段の生活の中でも意識して骨盤のゆがみを解消しましょう。
第2回では骨盤ダイエットで得られる効果と方法についてご紹介します。