ランチは1日の中でも楽しみにしている時間のうちのひとつですよね。これから仕事・授業をがんばるためにもおいしいご飯が食べたいと思うはず♪でも、手軽に食べられるものや、自分の好きなものばかり選んでいると、バランスが偏り、カラダに必要な栄養が不足してしまうことも・・・。

単品モノやインスタント食品、ファーストフードなど「ありがちランチ」を頻繁に食べている人は要注意！こんな症状に陥っていませんか？


【　ありがちランチが招く不調　】

■ハンバーガーセット
野菜があまりとれないので、ビタミン・ミネラルが不足し、イライラ・集中力低下・大人ニキビなどの原因に。
＜これをプラス！＞
ソフトドリンクを牛乳に変えて、カルシウムを補給しましょう。昼食で野菜がとれない分、朝晩の食事で、温野菜や具がたっぷりの汁物を食べるなどの工夫を。

■パスタ、どんぶり、カレーなどの単品モノ
主菜、副菜、汁物がそろった定食と比べ、バランスがとりにくくなります。摂取栄養成分が糖質に偏るのに対し、糖質代謝に必要なビタミンB1が不足します。疲労感が抜けない・むくみが気になる・太りやすいなどの原因に。
＜これをプラス！＞
お浸しやサラダなど、野菜のおかずや、スープ、味噌汁などを組み合わせるようにしましょう。その分ご飯や麺の量はちょっと控えめに。

■カップラーメンなどインスタント食品
インスタント食品は手軽で便利ですが、酸化した油脂や、化学調味料、食品添加物が多いのが難点。これらは老化を引き起こす活性酸素の原因になり、肌荒れ・しみ、しわ・白髪の増加・アレルギーの悪化などの原因に。
＜これをプラス！＞
抗酸化パワーのあるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEで活性酸素を撃退しましょう。新鮮な野菜や果物、ナッツ類に多く含まれます。インスタント食品を食べるときは野菜ジュースやサラダを組み合わせて。

■菓子パン＆惣菜パン
柔らかく噛み応えがないので、たくさん食べてしまいがち。肉・魚などや野菜も少ないので、たんぱく質・食物繊維が不足し、便秘・皮下脂肪がつきやすい・体力が出ない・貧血などの原因に。
＜これをプラス＞
サラダやソテーなど野菜の惣菜を追加しましょう。また、温かい汁物は満腹感が得られるので、スープやホットドリンクもおすすめです。たんぱく質の補給に、豆乳やヨーグルトをプラスしてもOK。


外食やテイクアウトは、1つの食品に偏らず、おかずの種類が多いものを選んだり、野菜料理をプラスすることで、だいぶバランスが整います。とは言え、外食の料理は、味付けがはっきりしているので、塩分や脂肪の過剰摂取が心配。ダイエットや健康面から見ても、手作りのお弁当のほうが、安心できそうですね。


次のページではダイエットに役立つ健康的なお弁当作りのコツについてご紹介します。