寒い冬に向かっていく秋は、乾燥して喉や器官などの呼吸器系が不調になりがち。 そんな冬に備えるためにも、風邪や病気への抵抗力を高める効果のある秋の食材を食べることが大切です。

また、旬を迎えると代謝に必要なビタミン、ミネラルの含有量もピークに達し、ダイエットのサポート力も期待大！秋のおいしいものを食べて、健康的にダイエットをはじめましょう。 まずは秋の食材とその効能についてご紹介します。


【　女性にうれしい！秋の食材をピックアップ　】

■秋刀魚（サンマ）
血液をサラサラにするEPA、DHAなどの不飽和脂肪酸を多く含みます。また、吸収の良いたんぱく質なので、運動による疲労や、ダイエット中に体力が低下してしまった方におすすめです。血行を良くするビタミンＥも含まれており、冷え、肩こりの予防にも効果があります。

■鮭（サケ）
鮭の鮮やかな身の色は、アスタキサンチンという色素によるもの。高い抗酸化作用があり、免疫力を高め、自然治癒力がアップします。細胞の老化を防ぐので、風邪や病気を予防することはもちろん、シミ、しわ、白髪の予防にも効果があります。

■栗（クリ）
栗は滋養強壮に効果があり、疲れてカラダが弱っているときの回復や、カラダの成長のサポートに役立ちます。また、加熱しても壊れないビタミンCが多く含まれるので、栗ご飯、焼き栗、煮物、ケーキ、ようかんなどさまざまな料理で楽しめるのがうれしいですね。

■薩摩芋（サツマイモ）
便秘を解消する食物繊維と、美肌効果のあるビタミンCを多く含みます。皮には、抗酸化作用のあるクロロゲン酸や、カルシウムが豊富なので、良く洗って、皮ごと食べるのがおすすめです。

■舞茸（マイタケ）
きのこ類は、食物繊維が豊富で低カロリーなうえ、旨み成分が味覚に満足感を与えてくれるのでダイエット中は欠かせませんね。特にマイタケは肌や髪、爪を健やかに保つ働きをするビタミンB2が多く、美容効果も期待できます。

■葡萄（ブドウ）
体内ですばやくエネルギーに変わるので、疲労時や病中、病後の体力回復に即効性があります。しかし吸収されやすいので、ダイエット中は夕食後に食べるのは避けましょう。ブドウの皮にはポリフェノールが多く、血中コレステロールを下げる、老化を予防し、若さを保つなどの効果が期待できます。

■石榴（ザクロ）
女性ホルモンによく似た成分を含み、卵巣の機能をフォローするなど、ホルモンバランスの改善に効果があります。また肌や髪を美しく保つ効果もあります。


次は秋の食材を上手に使うことで、おいしく食べられてダイエットもできるという一石二鳥なダイエットのコツをお伝えします♪