腸の運動を活発化☆便秘・冷え性を解消!
健康な腸は「腸が喜ぶ食事」と「腸が正しく働ける生活習慣」から作られます。腸はカラダの中心にあり、美容と健康の要となる大切な器官。働きを活発にするには、どのようなことに気をつければよいでしょうか?
【 腸を活発化させるには 】
~食事編~
①水を充分に飲む
ナチュラルウォーターや、ミネラルウォーターなど、お好みのもので、加熱していない水を、1日かけてゆっくり1.5~2Lくらい飲みましょう。お茶やコーヒー、清涼飲料水は、水より代謝の過程で余分なエネルギーが必要になるので、水そのものを飲むように心がけてくださいね。冷たすぎるとカラダを冷やし、代謝を下げてしまうので常温にもどしたものがベストです。
②丸ごと食べる
玄米のように精製されていない穀物を「ホールフーズ」と呼びますが、穀物も野菜も、皮や胚芽の部分に、カラダに必要なビタミン、ミネラルを多く含んでいます。玄米や皮付きの野菜は少し固めですが、20~30回を目安に、よく噛んで食べると消化酵素が分泌され、消化が促進されます。また、外皮は食物繊維が豊富なので、腸が掃除され、お通じの改善に効果テキメンです。
③肉類、乳製品、白い砂糖のとりすぎに注意!
腸がうまく働いていない人は、肉類、乳製品、砂糖をとり過ぎている傾向があります。頭痛、肩こり、冷え、アレルギーなどの不調を感じたときは、これらの食品を控え、食物酵素の多い生野菜や果物を多めにとるようにしましょう。納豆、漬物、味噌などの発酵食品や、食物繊維が豊富な豆類や海藻類も腸の健康を保ちます。
~生活編~
①規則正しい生活をおくる
てっとり早く食べられるコンビニやファーストフードが中心の食生活。夜はおやつを食べながらテレビを見て夜更かし。朝はギリギリまで寝たいから、朝食はコーヒー1杯のみで、お腹がすいたら、デスクの中のお菓子をパクリ。
こんな不規則な生活を腸は嫌います。起床、睡眠や食事の時間が定まらないと、腸の働きのリズムが整わないからです。3度の食事を決まった時間に食べ、早寝、早起きの朝型生活に切り替えましょう。
②カラダを動かす
車やエレベーターなど、移動手段が便利になった現代は、普通に暮らしていると運動不足に陥りがち。腸は歩くことで刺激され「快便」につながるので、便利な乗り物より徒歩や階段を選ぶようにしましょう。
健康な腸をつくるには、食事だけではなく、普段の生活リズムを見直すことも大切です。第2回では、ぽっこりお腹の原因や腸の引き上げマッサージ法をご紹介します。楽しみに待っていてくださいね♪