腸の動きが低下!カラダに起きる症状とは?
「便は健康のバロメーター」と言われ、カラダの状態を判断できるほど大切です。ですが、便秘が続いても「体質だから」と、見過ごされがち。便の出が悪いということは、腸が正常に働いていない証拠。腸の働きが低下すると、便秘はもちろん、その他さまざまな不快症状を引き起こします。
【 腸の働きが低下することによって起きる症状 】
■便秘
腸内の老廃物が排泄されずとどまっていると、有害なガスが発生し、腹痛や臭いおならに悩まされたり、ぽこっと出た下腹部の原因になります。
■肌荒れ、吹き出物
便秘によって発生したガスは体内を回り、細胞を傷つけ、にきびやしみ、吹き出物など肌の調子を狂わせます。
■肩こり、頭痛、冷え
腸内環境の悪化は、自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こします。慢性的な冷えや、冷えからくる肩こり、頭痛などの不快症状のほか、生理不順やイライラ、うつなどの原因になることも。
■代謝の低下
栄養素は小腸で吸収されますが、腸の働きが滞ると必要な栄養が得られず、代謝が低下します。その結果、老化を早めたり、太りやすい体質になることがあります。
■アレルギー症状の悪化
腸の働きが悪くなると、免疫機能が低下し、花粉症や喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が悪化します。
このような症状が当てはまると感じたら・・・それは「腸からのサイン」かもしれません。キレイな腸を保つには「快食」と「快便」がクリアできているかがポイント。不調を見逃さず、食事内容や生活習慣を見直し、腸をケアしていきましょう。