美肌を作る栄養素を効率よく摂る方法
秋から冬にかけて旬を迎える野菜や果物は、肌や粘膜を潤し乾燥を防ぐものや、体温を上げ血行を良くする効果の高いものが多いのです。旬の食材を多く食卓にとり入れましょう。
【 美肌を作る栄養素と、旬の食材 】
■ビタミンA
肌や粘膜を保護し、美しい肌を保つのに欠かせない栄養素です。
《旬の食材》
ブロッコリー、小松菜、人参、ほうれん草などの緑黄色野菜
☆★ 一緒にとると効果的:「油」 ★☆
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油と一緒にとると吸収率が高まります。バターやごま油、オリーブオイルで料理するとおいしさアップ。
■ビタミンC
乾燥して荒れた肌は紫外線の影響を受けやすく、シミの原因になります。ビタミンCを多くとり、紫外線に対する抵抗力をつけましょう。
《旬の食材》
カリフラワー、白菜、大根、れんこん、かぶ、水菜、いちご、みかんなど
☆★ 一緒にとると効果的:「鉄」 ★☆
肌の代謝を高める鉄は、ビタミンCと一緒にとることで吸収率がアップ。カキ、牛乳、プルーン、ごま、牛肉など鉄分の多い食品と組み合わせ、肌荒れを予防しましょう。
■硫化アリル
血行を良くし、カラダを温める効果があります。
《旬の食材》
玉ねぎ、長ねぎ、ニラなど
☆★ 一緒にとると効果的「ビタミンB1」 ★☆
ビタミンB1は豚肉、大豆、豆腐、納豆などの大豆製品、玄米に多く含まれています。代謝を活発にするビタミンB1は硫化アリルのサポートで吸収がぐんと上がります。
■ビタミンE
毛細血管を広げ血の巡りを良くする、老化防止や美肌に効果があるなど、女性にはうれしいビタミンです。アーモンド、ごま、くるみ、ピーナツなどのナッツ類に多く含まれます。
☆★ 一緒にとると効果的「ビタミンA、C、E」 ★☆
ビタミンエースと呼ばれ、相乗効果でさらにアンチエイジングパワーを発揮します。旬の野菜はビタミンA,Cを含むものが多いので、胡麻和えやピーナッツ和えにしていただくと美肌力がアップします。
その他、不飽和脂肪酸が多く、保湿効果が期待されるサバやイワシ、良質のたんぱく源である鶏肉や卵も乾燥予防には効果的です。旬の野菜と組み合わせてバランス良く食べましょう。
第2回では、カラダの内側から乾燥を予防するのにもってこいのおすすめレシピをご紹介します。朝食、昼食毎のおすすめレシピです。楽しみに待っていてくださいね♪