わかっていても食べ過ぎてしまう人のためのリセット法

 

年末年始に蓄えた脂肪を1月中に完全リセット!

第2回
わかっていても食べ過ぎてしまう人のためのリセット法
 
1月も半ばを過ぎたのに、まだお正月に増えた体重のままだと、さすがに焦りを感じますよね。食べ過ぎと自覚しているものの、元のペースに戻せない方は、食べるものを減らすより、順番や内容など、食べ方に気をつけてみてはいかがでしょうか?

目次
[2] 少しの工夫でしつこい正月太りを解消
 
少しの工夫でしつこい正月太りを解消
■食べる順番を見直す
食事をすると血液中に糖が増えますが、血糖値を正常にするためにインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは中性脂肪の合成を促進する働きもあるので、過剰に分泌されると太る原因になるのです。インスリンが多くなりすぎないためには、血糖値の上昇を穏やかにすることがポイント。食べる順番によって、血糖値が急激に上がるのを防ぐことができます。


・副菜→主菜→主食の順に食べる
食物繊維は、糖の吸収速度を抑え、血糖値の上昇を防ぐ働きがあります。 食物繊維は野菜全般、海藻、こんにゃく、豆類に含まれていますが、これらは副菜で使われる食材ですよね。おなかがすいているとつい、肉や魚などの主菜から食べたくなりますが、始めにサラダやお浸し、酢の物や味噌汁などの副菜を食べるようにしましょう。

次にメインとなるたんぱく源の主菜を食べ、その後、糖質が主体のごはんやパンを食べるようにすると良いですよ。

・「三角食べ」でOK!
副菜→主菜→主食の順といっても、ひとつずつおかずを食べきるのではありません。副菜を食べたら主菜をつまみ、ご飯を食べる・・・という順番を繰り返せば良いのです。

しかし、より満腹感を得たい方は、サラダやお浸しなど低カロリーなものや、汁物を先に食べきり、空腹感を満たしましょう。それから主菜や主食を食べるようにすると、食べすぎ予防になります。

三角食べ
・ダイエットのサポート役「副菜」を多く食べる
野菜や海藻は肉や魚、穀類と比べて低カロリーで、かさ増し食材としても大活躍です。食物繊維だけでなく、代謝に必要なビタミン、ミネラルも豊富!副菜となる小鉢が、2~3種類食卓に並ぶと良いですね。

食事準備を楽にするために、漬物やもずく酢、刺身こんにゃく、納豆、大根おろしなど、手軽に容易できる副菜をストックしておきましょう。


■リセットできたら、目標達成のための準備を
お正月前の体重にリセットできたら維持する努力を、もっと痩せたいと思う方は、さらに目標達成に向けての準備が必要ですね。ただ漠然と「痩せたい」と思うより、明確な目的を持ったほうが、ダイエットは成功しやすいもの。「何のために痩せたいのか?痩せてどうしたいのか?」を、もう一度自分の気持ちを見つめなおしてみましょう。

「こうなりたい自分」がはっきり見えると、ダラダラ食べたり、無茶食いするような行動は自然となくなっていくものです。

今年はまだ始まったばかり!目標を達成して、素敵な年を送れると良いですね。