ミネラルバランスがカラダに必要なことがわかったら、次はかしこく補う方法です。それは私たちが普段から口にしている「水」です。じつは水にもミネラルは含まれているんです。

夏は普通にしていても汗をかきます。体を動かした後ならなおのこと、こまめな水分補給がとても重要になります。
汗をかいたときに水だけを補給すると、体液のミネラル濃度をさらに薄めることになってしまい、カラダはミネラル濃度がこれ以上低下しないようにと、余計に汗をかいて、水分を排泄しようとします。これでは、まったく水分補給になりませんよね。

水にはいわゆる普通の“水”である「軟水」とミネラルを多く含む「硬水」があります。
一般的に「硬度」と呼ばれる“水の硬さ”を示す値が大きいほど、ミネラルを多く含んだ水になります。大量に汗をかいた後や汗をたっぷりかくようなスポーツの後には、少し硬度が高めの「硬水」で水分と一緒にミネラルも補給するといいですね。

毎日の食事からの摂取ももちろん大切ですが、水分補給が必要な夏だからこそ、水を上手に利用してミネラル補給をしましょう。