ヨーグルトは冷やして食べるのが一般的なので、ホットヨーグルトと聞くと「ヨーグルトなのに熱いの！？」とビックリしますよね。でも熱々ではなく、ぬるめの温度で食べます。そうすることで腸が冷えずに働きが活発になり、有効成分の吸収が良くなる、腸内環境が整うなど、ダイエットにうれしい効果が期待できるのです。


【　ホットヨーグルトダイエットの効能　】
●カルシウムの吸収アップ
カルシウムには脂肪を吸収しようとするホルモンの分泌を抑制する働きがあります。
●腸内環境改善
腸を温めることで腸内の善玉菌の働きが活発になります。老廃物や悪玉菌が排出されるのでシミや吹き出物が出にくくなり、肌の調子が改善されます。また、腸内環境が良くなることで中性脂肪の吸収も抑えられ、肥満を予防する効果も期待できます。
●便通を整える
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすので整腸作用が期待できます。

ヨーグルトには腸を健康にする乳酸菌が多く含まれます。「コレステロールを減らし動脈硬化を予防する」「免疫力を高めアレルギーを改善する」など、ダイエット以外にもさまざまな効能があります。ヨーグルトを腸に優しい温度にすることで、さらに乳酸菌の健康効果がパワーアップするのです。


【　ホットヨーグルトの作り方と食べ方　】
＜作り方＞
ヨーグルトを電子レンジ（500w）で30秒温めます。ヨーグルトは無糖タイプがおすすめ。

＜食べ方＞
■満腹感で食べすぎ防止！
　ホットヨーグルトを3食のご飯の前に食べます。満腹感が出て食べすぎを防止できます。
■食べ過ぎが続いた日に！
　朝食がわりにホットヨーグルトを食べて、胃腸を元気にしましょう。
■便秘を改善したいなら！
　食後に食べると、すでに胃の中に入っている食べ物で胃酸が薄まっているので、乳酸菌が生きたまま腸にたどり着 　きやすくなります。

食べ方を工夫することによって求める効果が得られますね。でも食べすぎには注意してください。1日120g以上食べてもダイエット効果は変わらないといわれています。しかも食べすぎてカロリーオーバーや食事のバランスが悪くなってしまったら逆効果。食事は腹八分目でバランス良く食べる、間食は控えめに。これらは守ってくださいね。

次のページではホットヨーグルトをアレンジして、おいしく栄養たっぷりなメニューをご紹介します。