骨や歯の形成にかかせないものにビタミンDがあります。ビタミンDはカルシウムと関わりが深く、血液や筋肉中のカルシウム濃度が低ければ骨からカルシウムをとりだし、高ければ骨に沈着させて濃度の調節をはかっています。そのため、カルシウムを十分にとってもビタミンDが不足していれば、カルシウムを上手く利用できないということになります。動物性食品に含まれるものと植物性食品に含まれるものがあり、前者は魚介類、後者はきのこ類に豊富に含まれています。鮭に含まれているビタミンDは動物性で吸収率も高いので、カルシウムが豊富なサクラエビや切り昆布などと一緒にとることで骨粗しょう症予防にもなりますよ。